2009年6月27日土曜日

10年後のクラウドコンピューティング

企業のデータや情報システムは、10年後にはクラウド側(ネットワークの向こう側)に移り、企業側にはサーバーなどは無くなるだろうか?


僕たちは、このような設問について、情報とお金を置き換えて考えてみたりする。

1. 人は、まとまったお金は銀行に預ける。

これを情報に置き換えると、
まとまった情報は、GoogleやAmazonなどのクラウドサービス業者に預ける。

となる。
でも、今はそうなっていない。
クラウド業者やシステムが、銀行のように安全とは思われていないからだ。

しかし10年後には、クラウドの安全性は著しく高まり、預けない理由を見つけるのが難しくなるだろう。

2. 人は、必ずしもすべてのお金を銀行に預けていない。

これを情報に置き換えると、
一部の情報は、クラウド側に預けられず、手元にも残る。

従って、企業からサーバーが1台も無くなる、ということには10年後もならないだろう。

ついでに、

クラウドサービス業者は、GoogleやAmazonなどの世界的な巨大ネットサービス業者に絞られて行く。
という見方がIT業界にはあるが、

これもお金との比較で見てみる。

確かに、日本の都市銀行は3グループ程度に統合された。しかし、地銀や第二地銀もあり、世界に目を向ければ、数え切れないくらい銀行がある。

これを情報に置き換えて10年後を予想すると、
大手の世界的なクラウド業者が存在するが、数多くの中小業者も世界中に生まれる。

ということになるだろう。

ところで、

企業ではなく一般消費者を見た場合、多くの情報がSNSやブログなどのクラウドサービスに既に移っている。

つまり、
個人のレベルでは、10年後ではなく、

もう今、クラウドが、銀行に近い役割を果たし始めている。

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