今や、多くのソフトウェアが、無料で使える時代。
例えば、ワードプロセッシングや表計算といったソフトウェアの場合:
オープンソースソフトウェアであるOpenOffice.orgのダウンロードは、無料。
MS Officeとほぼ同等の機能が、お金をかけることなく手に入る。
Google Docsを使えば、ワードプロセッシングや表計算ソフトウェアが無料で使える上、他のユーザーとの共同編集までいとも簡単に出来てしまう。
今までのソフトウェアビジネスは、
「ソフトウェア著作権の使用許諾と引き換えに、高いライセンス料を課する。」
このビジネスモデルが通用する分野は、今後も更に狭まっていく。
また、ソフトウェアの無料使用は、多くの新しい無料サービスを生み出した。
-無料の音声・動画コミュニケーション(Skypeなど)
-デジタルコンテンツの無料公開や交換(Youtubeなど)
-個人による情報発信や情報交換(ブログやSNSなど)
これらによって、既存のサービス業に破壊的影響が及んでいる。
通信業界、映像コンテンツ業界、音楽業界、新聞などの情報メディア業界...。
先日取り上げたサンフランシスコの新聞(San Francisco Cronicle)の廃刊危機や、CDレコードストアの閉店など、身近なところでたくさんの変化が起こっている。
上記のコンテンツと通信業界も、ソフトウェア業界も、
無料化の流れを止めることは出来ない。
流れに逆らうのではなく、流れに先んじることによってのみ、時代に望まれるビジネスが出来る。
我々サイオステクノロジーは、創業以来、オープンソースソフトウェアの開発と利用を軸にビジネスをして来た。
オープンソースソフトウェアは、誰でも無料で手に入れることが出来る。
従って、我々はずっと無料のソフトウェアを前提に、ビジネスを考えて来た。
実際のところ、無料化するソフトウェアビジネスで、利益を上げていくことは非常に難しい。
しかしそれが時代の流れである限り、我々の挑戦は続く。
我々は何故オープンソースでビジネスをするか?
答えは至ってシンプル:
「それが世の中に望まれているから。」
2009年3月29日日曜日
無料化するソフトウェアビジネス: 我々は何故オープンソースでビジネスをするか?
ラベル: Google, IT業界, SIOS, オープンソース, サイオステクノロジー

