2009年3月29日日曜日

無料化するソフトウェアビジネス: 我々は何故オープンソースでビジネスをするか?

今や、多くのソフトウェアが、無料で使える時代。

例えば、ワードプロセッシングや表計算といったソフトウェアの場合:

オープンソースソフトウェアであるOpenOffice.orgのダウンロードは、無料。
MS Officeとほぼ同等の機能が、お金をかけることなく手に入る。

Google Docsを使えば、ワードプロセッシングや表計算ソフトウェアが無料で使える上、他のユーザーとの共同編集までいとも簡単に出来てしまう。


今までのソフトウェアビジネスは、

「ソフトウェア著作権の使用許諾と引き換えに、高いライセンス料を課する。」

このビジネスモデルが通用する分野は、今後も更に狭まっていく。


また、ソフトウェアの無料使用は、多くの新しい無料サービスを生み出した。

-無料の音声・動画コミュニケーション(Skypeなど)
-デジタルコンテンツの無料公開や交換(Youtubeなど)
-個人による情報発信や情報交換(ブログやSNSなど)

これらによって、既存のサービス業に破壊的影響が及んでいる。
通信業界、映像コンテンツ業界、音楽業界、新聞などの情報メディア業界...。

先日取り上げたサンフランシスコの新聞(San Francisco Cronicle)の廃刊危機や、CDレコードストアの閉店など、身近なところでたくさんの変化が起こっている。

上記のコンテンツと通信業界も、ソフトウェア業界も、
無料化の流れを止めることは出来ない。

流れに逆らうのではなく、流れに先んじることによってのみ、時代に望まれるビジネスが出来る。


我々サイオステクノロジーは、創業以来、オープンソースソフトウェアの開発と利用を軸にビジネスをして来た。
オープンソースソフトウェアは、誰でも無料で手に入れることが出来る。
従って、我々はずっと無料のソフトウェアを前提に、ビジネスを考えて来た。

実際のところ、無料化するソフトウェアビジネスで、利益を上げていくことは非常に難しい。

しかしそれが時代の流れである限り、我々の挑戦は続く。


我々は何故オープンソースでビジネスをするか?

答えは至ってシンプル: 

「それが世の中に望まれているから。」

2009年3月17日火曜日

南極の氷でオンザロック!

昨年末にあった、小学校同窓生たちとの宴会での話...。

東京海洋大学で准教授をしている同窓生が、「近々、南極調査の旅に出る」とのこと。
その話の中、彼は言った。

「南極の氷を酒で割ると、パチパチ音を立てて溶ける。」

当然、
「そりゃ、試してみたい! 」
という話になり、

「南極の氷を必ず持ち帰って来る」
という彼のコミットメントとともに、宴会は終わった。


-----3ヶ月が経過-----


で、先週、
再度集まりがあり、南極から帰国した彼も参加。


なんと本当に「南極の氷」を引っさげてやって来た!

1万4千キロの彼方から、僕たちとのコミットメントのために?!



彼がはるばる持ち帰った氷は、こんなところから削り出された!
(らしい...)




そして、その氷が宴会のテーブルに!



確かに聞こえる! 

パチパチと音を立てて溶ける氷!

彼によると、
数千年、数万年と、氷の中に閉じ込められていた空気が外に飛び出す音だとのこと。

えー、そんな昔の空気が今ここに!!!



なんとなく甘く感じられた酒とともに、

悠久の彼方へ思いをめぐらす!

(但し、酒が甘く感じられたのは氷のためかは定かでない。。。)

2009年3月15日日曜日

SeasarCon 2009 White

昨日は、Seasar Conference 2009 Whiteで、法政大学へ。

あいにくの雨だったけれども、600名近くのソフトウェアデベロッパー、ソフトウェアビジネス関係者が集まった。

さすが、日本最大級のオープンソースソフトウェア開発コミュニティのカンファレンス!

今回も、サイオスグループのメンバーがいくつかのセッションに登壇。

詳しくは、Seasarファウンデーション代表理事の投稿をご参照。

2009年3月13日金曜日

村上春樹エルサレム賞とイスラエル人

村上春樹氏が、エルサレム賞というイスラエルの文学賞を受賞、現地で開催された授賞式において、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃を批判したことは記憶に新しい。

多くのメディアが取り上げ、僕もテレビでそのスピーチを見た。

先日、イスラエルの取引先社長と面談の機会を得たので、仕事の話がひと通り終わった後に、この話をしてみた。

さて、批判的な意見を述べるのか、好意的な態度を示すのか、

興味津々だったが、結果的にはその社長は、このニュースを知らなかった。

更に日本人の受賞という話を勘違いして、「おくりびと」のアカデミー外国語映画賞受賞のことを話し出した。

「おくりびと」が受賞したことは大変残念だ、という。

というのも、ノミネート作品中に、「Waltes with Bashir(戦場でワルツを)」というイスラエル作品が入っていたからだ。

はてさて、イスラエル人には、エルサレム賞よりアカデミー賞の方がポピュラー?

その判断のためのサンプル数が1、では全く話にならないけれど。

一方、エルサレム賞は、今回の件で多くの日本人の知るところとなったが、
「Waltes with Bashir」というイスラエル映画を知っている日本人は、
それよりも圧倒的に少ないだろう。

何を知ることになり、また知らずに過ごしてしまうのか、マスコミの影響はいまだ大きいということか。

ところで、「おくりびと」を観た。
観ていない人は”是非観るべし”な映画。

「Waltes with Bashir」も素晴らしいアニメ作品らしく、是非観てみたい。

2009年3月7日土曜日

CeBITに出展中!

ヨーロッパ最大のITイベント、CeBITがドイツのハノーバーで開催中。

このイベントに子会社SteelEyeが出展、
現地に向かった。

ハノーバーは、人口50万人クラスの中規模な地方都市。
そこに世界最大級のイベント会場がある。幕張メッセも顔負けの広さ!!

昨年のCeBITの実績では、19万5千人がこの地方都市に一気に押し寄せた。
今年も同じくらいの来場者数を予想しているらしい...。

会場は、もちろんものすごい人、人、人。
それでも今年は不景気の影響か、出足が悪いとか。

そういう中、SteelEyeのブースへの来訪者数は、
最初の3日間では昨年並みと上々なスタート。


まあ、うちのブースの状況はさておき、

合い間を見て、会場を駆け足でまわって見た。


見つけた! 話題のASUS社製デュアル液晶パネルNetbook。
キーボード部分もパネルに!
こういう製品を世の中に問うところに、最近のASUSの凄さがある!


Open Source ProjectコーナーにあるMozillaブースで、
久々にChris Hoffman(Mozilla)に遭遇。

Firefoxのドイツでのシェアは、なんと35%だとか!


SteelEyeブースの雰囲気はこんな感じ。
iPhoneカメラでの撮影のため、ライトの反射などで写り悪し(スミマセン)。


雰囲気だけでも伝われば、嬉しいかと...。

2009年3月3日火曜日

Tesla Roadster、話題の電気自動車

今、アメリカで自動車の話題といえば、

ビッグ3は存続出来るのか?

そんな中、ビッグ3が喉から手が出るほど欲しい、
電気自動車の量産技術で先行しているのが、

Tesla Motors。

それも、

泣く子も黙る、
わずか4秒で時速60マイルに達する
本格的スポーツカーの量産から事業を興している。

どうせ誰もやれてない量産電気自動車に挑戦するなら、スポーツカーで!

みたいな夢物語に本当に挑戦して、つくってしまうのだから恐ろしい。

そして、今や他の自動車会社と同じように、
普通にショウルームまであるのだから、驚く。
それもSteelEyeの本社と同じ、シリコンバレーの都市、Menlo Parkに。

で、見て来た。



見るからに速そうな、いかついデザイン!

価格は、98千ドル(1千万円くらい)から、だとか。

さあ、この価格は高い、それとも安い?