2009年2月7日土曜日

ウィキペディア: フリーカルチャーとインターネット

2月1日のエントリーで参照したレポートには、もうひとつ興味深い情報がある。

世界のインターネット閲覧者の27.1%が、

Wikimedia Foundationのサイト

を参照しているとのこと。世界第5位にランクされている。

Wikimedia Foundationのサイトとは、ほぼウィキペディアと同意だから、世界のインターネットユーザーの約3割が、ウィキペディアを利用しているということになる。

Wikimedia Foundationは非営利目的の団体。
6位以下を含めたトップ15位中、非営利団体のサイトは、Wikimediaだけだ。

これはすごい。
お金儲けとは関係のないウィキペディアは、フリー(無償)で誰でも利用でき書き込める百科事典。
従って、書き込みの内容が正しいかどうかには保証は無く、利用する側に責任がある。

にもかかわらず、大多数のインターネットユーザーは商用の百科事典サイトより、ウィキペディアに依存している。

ウィキペディア利用者は、その責任を自分なりに解釈して使っていると言える。
  • ウィキペディアの記載の正誤にかかわらず、盲目的に信用し、利用する人。

  • 盲目的に信用しているつもりは無いけど、ついつい利用している人

  • あくまでセカンドオピニオンとして利用している、意志の固い人

インターネットは、フリー(無料という意味ではなく、自由という意味)であり、悪用されることを前提とせずに開発された。
だからウィキペディアのようなフリーな創造が出来る。
だから素晴らしい。

しかし同時に、誤情報の蔓延、根拠の無い誹謗中傷、そして犯罪など、常に危うさと背中合わせ。


人間のコミュニケーション技術発展の歴史においては、
ほぼ生まれ落ちたばかりのインターネット。

今後も紆余曲折しながら、正しい道を探す旅が続く。