2008年9月3日水曜日

ふたたびブラウザー戦争?

Googleが、ついにWebブラウザーChromeを発表。

このニュースは、日経新聞にも取り上げられた。
Microsoftも、IE8のメジャーリリースに向け、力が入っている。

いよいよ熾烈なブラウザー戦争勃発の予感。

90年代、インターネットの勃興期にも凄まじいブラウザー戦争があった。
その時の主役は、NetscapeとMicrosoft。

90年代と今、これらふたつのブラウザー戦争は、似て非なる戦争だ。

90年代の戦争では、当初ブラウザーは有料のソフトウェアだった。
しかし、今回の戦争の主役たちは、すべて無料である。そして、FirefoxとChromeはオープンソースソフトウェアだ。

90年代の戦争でも、最終的にブラウザーは無料になった。
そして戦争に敗れたNetscapeは、彼らのソフトウェアのソースコードを公開して、オープンソースソフトウェア開発コミュニティにその行く末を委ねた。。。

そのコミュニティこそがMozilla。
Firefox誕生へつながる歴史の始まりである。

1998年のことである。

10年経過した今、無料は当たり前となり、オープンソースがメジャーとなった。

無料のソフトウェアが、Webへの入り口として重要な意味を持つ。
そして多くの開発者を魅了するオープンソースソフトウェアが、Webビジネス成否のカギを握る。

戦争への参加者は、競争力のある無料ソフトウェアを開発し続けられるビジネスモデル・マネタイズの仕組みを持つことが条件となる。

無料が前提のITビジネス、10年前と似て非なる戦争となった。